シン・治してなんぼ

痛みに特化した治療に携わっている医療関係。非常識はびこるネット情報の一時の安らぎになれるように書いていきます。

くびれを作る呼吸

どうも、フィジカルフィロソフィストのヨシバです。

 

人間は死ぬまで呼吸します。

生まれた瞬間は肺に溜まった羊水を吐き出す、息を吐くことから始まります。

死ぬ瞬間は吸って止まると言います。

 

時々、吐けない人っているんですね。これは本当に稀なパターン。全体の5%いるかいないか程度だと思います。

「思いっきり腹の中の空気を出してください」って言っても、できない。

 

人間として、一個体として生まれて、一番最初に行う息を吐くことができない。

稀なパターンですが、たまにいます。そういう人は吸っても弱弱しい。

お腹も力なくとろけています。

 

人間は、本来吐くことからスタートする。横隔膜を下げることも大切ですが、それ以上に横隔膜を上げることをコントロールする、これがとても大切な要素です。

上がったままの横隔膜をコントロールできないから、意識が上に登ったままで大地を踏みしめることができなくなってしまう。

しっかり、吐ききる。しっかり吐こうとすることで、横隔膜だけでなく、お腹全体の筋肉が活性化してきます。

吐ききるためにはお腹の圧を高めて、肺から空気を押し出す必要があります。

その力は、肋骨を絞める力ではなく、お腹の圧を高める力なんです。

吐く練習をすること、お腹の圧を高める練習をすることはウエストを細くするために必要不可欠な練習です。

 

本当に大切な意識は

「まず、吐ききる。そして、自然に空気が入ってくるイメージを持つこと」

せっかく吐ききっても、無理に吸ってしまうととたんに変な呼吸になってしまう。

 

せっかくヨガや太極拳を健康・美容のためにやっていても、根幹となる呼吸がダメでは効果は半減、いや1/3です。

 

何度でも言いますが、

「まず、吐ききる。そして、吸わずに自然に空気が入ってくるイメージを持つこと」

ここを意識して呼吸をしてみてください。

 

*感想や実践経験がありましたら、コメントの方よろしくお願いします。