痛いから動かさないように→それ、逆に悪くしてますよ。
どうも、フィジオフィロソフィストのヨシバです。
こういう方、けっこういらっしゃいます。
「痛いから、動かさないようにしている」
「動かすと痛いから、あまり使っていない」
これ、逆に痛みを悪くします。
動かさないように、というのは「安静および活動制限」になります。この安静および活動制限は慢性疼痛の診療ガイドラインに書いてある推奨度からすると、
Dランク(行わないように推奨される、もしくは悪化するリスクが高い)
に分類されています。
つまり、「痛いから動かさない」というのは、自分で自分の痛みを悪化させているんです。
動かしたほうが良いです、絶対に。逆に運動療法は、
Bランク(行うことが推奨される)
に分類されています。
運動したほうが良いということは、すでに統計的に証明されています。
では、最も推奨されるAランク(行うことが強く推奨される)のは何か。
・集学的治療(運動療法と薬物治療、心理療法、神経ブロックなどを組み合わせること)
となっています。
自分でもまずやれそうなのは、安静を避ける事と有酸素運動をすることです。
これだけでも痛みはかなり変わってきます。