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身体の軸は心の軸

国家資格保持者が教える真の痛み治療。元インストラクター、理学療法士。

その怒りは誰に向かっている?

どうも、フィジカルフィロソフィストのヨシバです。

 

痛みが長く続いていると怒る人、います。

何かに対して怒りを感じている。でも、その何かってなんでしょうか。

 

怒りには、おおむね2種類があって、健全な怒りとそうではない怒りがあります。

まずは、自分に対して怒っている人。

例えば、痛みが治っていかない自分であったり、仕事で他の人に迷惑をかけていることだったり、家の中での役割ができないことに怒っている人です。

怒りの本当の矛先が自分に向いている人です。

割とこのタイプの人は良くなります。良くなるし、数回のリハビリで軽快することが多いです。

 

もう1つ、医療者としてはちょっとやっかいな怒りの種類が他人や過去の出来事に怒りを向けてしまう人です。

例えば、「事故のせいで私はこんな目にあっている」「あの医者が正確な診断をしてたらこうはなっていなかった」などと怒りの対象を自分以外の何かに向けている人です。

自分を守るために、他の人に攻撃してしまっている状態です。

これの何がやっかいかと言うと、他者の協力を拒んでしまったり、他者を悪者にすることで自分を保ったりしている場合があるからです。治ることを自ら拒んでしまうようなふるまいをしてしまうことがあります。

 

怒りというのは、防衛本能なわけです。自分の領域を侵す刺激に対して攻撃的な反応をする。だから、一度その怒りが何に向かっているか、真剣に考えてみる必要があると思います。

 

例えば、僕の場合は家事をしている時によく怒っていました。

ふと気づいて考えてみると「家事をめんどくさがっている自分に対して怒っていた」んです。

面倒だけど、やらなくちゃいけない。家事を面倒くさがるなんてひどい人間だな、と自分に対して怒っていたんです。

でも、同時に「料理をすることが好きなんだ」ということにも気づきました。・

 

そうなってからは、ずいぶん怒ることが減ったんです。

あぁ、自分に対して怒っていたんだなと。

めんどうくさがりな自分も理解することで感情に変化が出てくるんですね。

ここは1つ、自分の怒りの矛先をしっかり確認しましょう。